北海道産豆腐メンタルの奮闘記

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【サインバルタ体験記】抑うつ治療効果と副作用

豆腐メンタルのとふめんです。

 

仕事のストレスによりメンタルがやられていた頃

何かに縋りたい気持ちもあって病院へ通いました。

精神科の先生に診察してもらうと「抑うつ状態」にあると診断されました。

 

精神病の薬は副作用が多く、一度続けると継続しなければならないと言われます。

その時に処方された「サインバルタ」という薬を飲んでいますが

今回は、そのサインバルタの薬の特徴や服用した感想について紹介します。

 

◆この記事を読んでもらいたい人◆ うつ状態になった

絶望感にさいなまされている

精神科に通院している

サインバルタ服用を考えている

 

 

 

 

抗うつ薬のイメージ

抗うつ薬 イメージ


 

抗うつ薬を飲むことはあまりおすすめされません。

医者からも薬の副作用についてや、風邪薬とは違うということを詳しく説明されますし、身内からは抗うつ薬を使うと知られただけでかなり心配されます。

 

それは薬を飲んだから回復するという風邪とは異なり、

抗うつ薬を始めることで起こる新たな苦痛デメリットも大きいからです。

 

 

うつ症状や抗うつ薬は当事者や専門知識を持っている人じゃないと偏見のイメージや誤解を持たれていることもあります。

私もネットで見た情報の知識しかなかったので間違った認識もあったと思います。

 

抗うつ剤へのイメージ

◆一度飲み始めると長期間飲み続けなければいけない

◆薬に依存していないと耐えられない体になっていく

◆副作用が重い

◆精神面の症状は薬の効果が分かりづらい

◆薬の相性次第で効果差が大きい

◆薬を立ち切った時にさらに強いうつ症状が起きる 

 

以上のような特徴がネット情報から漁った抗うつ薬に対する素人のイメージです。

 

実際はどれだけ正しいのかは分かりませんが、抗うつ薬への恐怖心や抵抗感も多少あったので、本当に薬に頼るべき症状なのかは迷いました。

 

当時は精神的に大分病んでいたので、何でも良いから頼りたいという気持ちも大きく

先生に処方してもらいました。

 

 

 

 

サインバルタの服用方法

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私が抑うつの治療時に服用していた薬は

サインバルタ20mg

という薬です。

 

「うつ病」となると2錠服用らしいですが

まだ病気一歩手前の「抑うつ状態」ということもあり、

1錠ずつで服用していました。

 

薬の飲み方を誤ると症状を悪化しかねないので詳しい説明を受けました。

まずは体がその薬に対して慣れるまでの間隔があり

その慣れるまでの副作用が重く辛いとのこと。

 

だから、服用忘れや一度にまとめてなど不適切な飲み方をしていると

回復は遅く、副作用も長引くという話でした。

 

また、薬の作用にせっかく慣れてきたところで

薬を切らすとまたやり直しのようなものなので

薬を切らす前に必ず通院するように言われました。

 

 

抗うつ薬の特徴

・身体が薬に慣れるまで時間が掛かる

・服用間隔を守らないと効果が薄い

・長く継続する必要がある

 

 

 

 

続いては抗うつ薬の具体的な効果と副作用についてです。

 

 

 

効果が出るまでは5日程度掛かった

抗うつ薬 効果


 

サインバルタの服用で表れる効果はストレスや不安感の解消です。

 

抑うつでメンタルが参っていた時期は、仕事のことを思い出すだけで気持ちが沈んだり、涙も出ていた時期でした。

 

抗うつ薬は服用してもすぐに効果は出ません。

薬を飲んで数日は効果も出ず、副作用症状だけがあるのでとても辛かったです。

 

私の場合は薬を飲み始めて5日くらいで、

段々と楽しいとか嬉しいというポジティブな感情が戻りはじめた気がして、異常な落ち込みは少なくなりました。

 

 

 

サインバルタの副作用

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続いては副作用について紹介です。

 

 

かなり気分が落ちている抑うつ状態は精神面の辛さと体調の悪さのダブルで調子が悪い状態です。

その体調の悪い原因がうつ状態による症状なのか、副作用からくるものなのかは正直区別付かない部分もあります。

 

薬の飲み始めた頃に起こっていた症状をいくつ紹介します。

 

▼副作用1「吐き気」

サインバルタの副作用は吐き気が起こると言われています。

ストレスからくるものも多少考えられますが、服用して3日間くらいは強い吐き気が続きました。

副作用と思われる症状の中では吐き気が一番苦しかったです。

 

本当に吐きそうになるのではなく、胃がムカムカするような状態が一日中続きます。

激しく動いたりすると、「うっ」と戻しそうになる感覚が数日間なくなりませんでした。

 

当時は精神科に通っていたことは職場に隠しながら仕事をしていたので、日中は普段通り仕事をしていました。

体を動かす仕事だったので余計にこの辛抱は大変でした。

 

 

▼副作用2「食欲減退」

副作用の吐き気があるので当たり前ですが気分が悪いので食欲がなくなります。

胃が空っぽだなという感覚はありますが、「食べない方が楽だ」と考えてしまいます。

 

私の場合は薬を服用してから体重が2キロ落ちました

 

 

過酷なダイエットだね

 

 

 

▼副作用3「下痢」

これも平日の勤務中は困りました。

薬を飲んで2、3時間経過した頃に食べた食べてない関わらず、

お尻に緩い感覚が急に襲います。

 

腹痛はないですが、下手に力むとやらかしてしまいそうになります。

すぐに駆け込めるトイレがあるかを常に気にしていました。

 

下痢止めの薬も考えましたが、飲み合わせについては詳しくなく、

下手に抗うつ剤の効果を妨げなくもなかったので使いませんでした。

 

 

 

▼副作用4「眠気」

サインバルタを服用すると「眠気」が起こるので、運転などは避けるように言われます。

服用期間中は不思議なくらい沢山のあくびが出ました。

 

仕事の打ち合わせ中や人と会話しているときでも

堪えようとしても堪えきれない大きなあくびが出続けました。

話がつまらなかったのもある

 

あくびだけではなく眠気もなかなか強くいつまでも寝てしまえるような気がします。

せっかくの休日も無気力なので特に何もできないですが、

起きて朝食後に二度寝、昼食後に三度寝、

日の暮れた夜に四度寝をしてしまう日がありました。

 

いくら寝てもスッキリできません

 

1、2時間毎に寝て起きての浅い睡眠の繰り返しで夜中は何度も目が覚めるので生活リズムもおかしくなりました。

 

睡眠をとっているので体力的疲れはないですが

時間がとても長く感じました。

 

 

 

サインバルタ経験のまとめ

以上がサインバルタ+抑うつ状態の体験談と感想でした。

 

 副作用は確かに多くて辛い面はありましたが、

薬を服用しての感想としては非常に助かりました

 

抗うつ薬には抵抗がありますが、気持ちが病み続けて潰れてしまうよりは

薬の力を頼った方が良いと思いました。

 

ただ一度始めると継続しなければならない薬なので、

依存し過ぎないように徐々に薬を断ち切るという意識はあった方が自身の回復のためになると思います。

 

 

 

本当に精神が危ないと感じたら

無駄足でも良いので一度専門家に相談してみましょう。

 

 

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ありがとうございました